ロシアの更なる部隊が国境沿いに集結している=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は26日、ロシアは国境沿いにさらに1つの部隊を集結させ、あらたな攻勢の準備をしていると発言した。

ゼレンシキー大統領が6月の「平和サミット」開催に関連して世界の首脳に対する動画メッセージを公開した

ゼレンシキー氏は、「ロシアこそが侵略の唯一の源泉であり、ずっと戦争を拡大しようとしているのだ。まさに今、ここ数日、この場所から北東に60キロメートルのところで、ロシアの新たな攻勢の試みに対して私たちは自衛している。ロシアは、攻勢の試みの準備をしており、ここ(編集注:ハルキウ)から北西90キロメートルの国境沿いにさらに1つの部隊を集結させている。そのようなことを行う者は、平和を求めてなどいない」と発言した。

同氏はまた、ロシアはほぼ全ての隣国に対して脅迫を行い、原子力発電所を占拠し、それをあからさまな放射線脅迫のために利用している唯一の国だと強調した。

そして同氏は、「ロシアにとって、飢餓を含めて、武器にならないものなど何もない。そして、ウクライナがロシアにより海洋封鎖を受けた際に、それを世界が感じたのだ」と強調した。

写真:大統領府