ミサイル1弾がモルドバとルーマニアの領空を通過した=シビハ宇外相

ウクライナのシビハ外相は、12月25日のロシアの大規模ミサイル攻撃の際に、1弾のミサイルがモルドバとルーマニアの領空を通過したと伝えた。

シビハ外相がXアカウントに書き込んだ

シビハ氏は、「ロシアによるウクライナのエネルギーシステムに対する新たな大規模攻撃だ。このクリスマステロは、幻の『クリスマス停戦』を話していた者たちに対するプーチンの返答である。ロシアのミサイルが1弾、モルドバとルーマニアの領空を通過した。それは、ロシアがウクライナだけに脅威をもたらしているわけではないことを喚起するものだ」と書き込んだ。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、25日未明から朝にかけて、同国各地のエネルギー施設への大規模なミサイル攻撃を行っていた

ゼレンシキー大統領は、ロシア首脳プーチンは意図的にクリスマスに攻撃してきたとし、ウクライナに対して70弾以上のミサイル、100機以上の無人機が発射されたと報告している