ロシア領攻撃許可によりハルキウへの状況が改善した=テレホウ市長

ウクライナ東部主要都市ハルキウのテレホウ市長は、ロシア領内の国境近くのロシア攻撃陣地をウクライナ防衛戦力が西側武器で攻撃する許可を得てから、ハルキウへのロシアの攻撃集中度が下がったと発言した。

テレホウ市長がロイター通信へのインタビュー時に発言した

テレホウ氏は、米国による米国提供武器でのロシア領内目標攻撃の限定的許可はハルキウを助けたか、との質問に対して、「助けた。多分、それがハルキウが過去数週間、平穏で、例えば、5月のような、大きな攻撃がなかった理由だろう」と発言した。

その他同氏は、大型の攻撃を受けた地域からハルキウへと約1万1500人が到着したと述べた。

さらに同氏は、ハルキウ防衛のためには、西側の防空システムが必要だと強調した。

なお、テレホウ市長は、ベルリンで開催されているウクライナ復興会議に出席した際に、5月ハルキウでは合計で20日間空襲警報が続き、ロシアから1か月で76回の攻撃を受けたと報告していた。