ウクライナ軍、被占領下クリミアの露軍防空システムを再び攻撃
ウクライナ軍参謀本部は、12日未明にウクライナ軍が被占領下クリミアに配備されていたロシア軍の防空システムをさらに攻撃したと発表した。
参謀本部がフェイスブック・アカウントで伝えた。
発表には、「本日未明、私たちの軍は、侵略者がウクライナの半島に展開していたロシアの地対空ミサイルシステムを再び攻撃した」と書かれている。
今回は、ベリベク近郊の「S300」地対空ミサイル師団1個とベリベクとセヴァストーポリ近郊の「S400」地対空ミサイル師団2個への攻撃であったとし、目標地域への命中が確認されているという。
参謀本部は、「とりわけ、被弾の結果、『S300』システムと『S400』システムのレーダーが2つ破壊された。3つ目のレーダーについては、情報を確認中である」と伝えた。
さらに、前述3地点では、その後弾薬の爆発も確認されたという。
これに先立ち、10日未明、ウクライナの防衛戦力は被占領下クリミアのジャンコイに配備されていたロシア軍の防空システム「S400」とチョルノモルシケとイェウパトリヤ近くの「S300」2基の攻撃に成功していた。
写真:タス