ロシア軍、ウクライナ南部クリヴィー・リフをミサイル攻撃 死者8名、負傷者21名

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、12日日中同国南部ドニプロペトロウシク州クリヴィー・リフをミサイルで攻撃した。現時点までに死者8名、負傷者21名(内児童2名)が判明している。

クリメンコ宇内務相がテレグラム・チャンネルで報告した

クリメンコ氏は、「クリヴィー・リフの更新された情報だ。死者数は8名に上った。負傷者は少なくとも21名、その内2名が児童だ。まだ4名が行方不明とみなされている」と伝えた。

さらに同氏は、敵は、市内の住宅地をミサイルで攻撃したと伝えた。同氏は、捜索活動が続いていると書き込んだ。

ゼレンシキー宇大統領は、フェイスブック・アカウントで、現地の様子の動画を公開した。

ゼレンシキー氏はその際、「毎日毎時間ロシアのテロが、ウクライナはパートナーと共に防空を強化せねばならないことを証明している。ロシアのクリヴィー・リフへのミサイル攻撃だ」とし、近親者への哀悼を伝えた。

同氏は、現代的防空システムは人々、町、ウクライナの立場を最大限確保できるとし、「私たちはそれらを最大限必要としている」と強調した。

これに先立ち、16時頃、クリヴィー・リフで爆発音が聞かれていた。