ウクライナ防空戦力、露軍発射のミサイルを38弾中30弾撃墜
ウクライナのオレシチューク空軍司令官は、8日のロシア軍による大規模ミサイル攻撃の際に、ウクライナの防空戦力は発射されたミサイル38弾中30弾を撃墜したと報告した。
オレシチューク司令官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
オレシチューク氏は、「朝10時頃、敵はウクライナに対して、空中発射、海上発射、地上発射のミサイルを使用した複合ミサイル攻撃を実施した」と書き込んだ。
発射されたミサイルは以下の38点。
・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2キンジャル」1弾
・弾道ミサイル「イスカンデルM」4弾
・巡航ミサイル「3M22ツィルコン」1弾
・巡航ミサイル「Kh101」13弾
・巡航ミサイル「カリブル」14弾
・巡航ミサイル「Kh22」2弾
・誘導航空ミサイル「Kh59/Kh69」3弾
この内、ウクライナ防空戦力が撃墜したのは以下30点
・「キンジャル」全1弾
・「イスカンデルM」3弾
・「Kh101」11弾
・「カリブル」12弾
・「Kh59/Kh69」全3弾
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、キーウ、ドニプロ、クリヴィー・リフ、スロヴヤンシク、クラマトルシクに対して大規模ミサイル攻撃を行っていた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、8日のロシア軍の同国へのミサイル攻撃により27名が死亡し、100名以上が負傷したと報告している。
キーウでは、現時点で17名が死亡したことが判明している。