8日の露軍ミサイル攻撃によるウクライナ全土の死者数42名
ウクライナ国家警察は、8日のロシア軍によるウクライナに対する大規模ミサイル攻撃により、全土で計42名が死亡、内4名が児童だと報告した。
9日、国家警察広報室が伝えた。
着弾現場では警察と救助隊が活動を続けているという。
発表には、「昨日、ウクライナ全土からの児童が治療を受けていた小児病院『オフマトディト』がロシア軍の標的の1つとなった。ロシア軍の攻撃の結果、医師と病院訪問者の大人2名が死亡。他30名が負傷、内10名が児童だ」と書かれている。
その他、キーウ市内のシェウチェンキウシキー地区にて、集合住宅に着弾があり、建物の一角が完全に倒壊。住民12名が死亡し、その内4名が児童(8〜14歳)、25名が負傷したと報告されている。
キーウ市内ドニプロウシキー地区では、医療センターがミサイル攻撃を受け、9名が死亡、8名が負傷した。
さらに、南部ドニプロペトロウシク州のドニプロとクリヴィー・リフもロシア軍の攻撃を受けており、企業、集合住宅、自動車整備場が被害を受け、11名が死亡、69名が負傷したという。
ウクライナ全土の負傷者は190名。被害の出た建物は323軒だったという。