ウクライナ防空戦力、露軍発射の自爆型無人機16機とミサイル2弾を撃墜
ウクライナのオレシチューク空軍司令官は、17日夜から18日未明にかけての夜間、ウクライナの防空戦力がロシア軍の発射した自爆型無人機16機とミサイル2弾を撃墜したと報告した。
オレシチューク空軍司令官がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
オレシチューク氏は、ロシア軍はクルスク州から16機の自爆型無人機「シャヘド131/136」と南部から3弾の誘導ミサイル「Kh59/Kh69」、1弾の「Kh35」で攻撃を仕掛けてきたと報告した。
その内、ウクライナの防空戦力は、全16機の「シャヘド」と2弾の「Kh59」をドニプロペトロウシク州、ポルタヴァ州、ザポリッジャ州、キーウ州、ハルキウ州で撃墜したという。
これに先立ち、17日夜間、クリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルで、キーウ市内ドニプロ側左岸(東岸)で爆発音が聞こえたことを報告していた。
キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、防空戦力は、キーウへ接近していたロシア軍の自爆型無人機を近郊で撃墜したと報告した。
その際、ポプコ軍行政府長官は、「すぐにキーウ市ダルニツィキー地区で破片の落下があったとする情報が現れた。緊急当局班が同地区の調査をすぐに行った。幸いなことに、攻撃の被害は見つからなかった」と伝えた。
ポプコ氏は、キーウでは破壊も犠牲者も出なかったとしつつ、空襲警報を無視しないよう呼びかけた。
写真:ウクライナ軍