ロシア軍、ウクライナの電力インフラ施設を自爆型無人機で攻撃

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、26日未明同国の電力会社「ウクルエネルホ」が中部ジトーミル州と北部チェルニヒウ州に保有する電力施設を自爆型無人機で攻撃した。

ウクルエネルホ社がフェイスブック・アカウントで報告した

同社は、この攻撃を受け、ジトーミル州の複数地区で生活消費者と産業消費者の間に停電が発生したが、朝までに大半の送電は復旧、現在も修理作業が続いていると伝えた。

また、オレシチューク宇空軍司令官は、テレグラム・チャンネルにて、同日未明ロシア軍は22機の自爆型無人機で攻撃を仕掛けてきたところ、ウクライナ防空戦力はこの内20機を撃墜したと報告した

同氏は、26日未明にロシア軍は露ロストフ州から弾道ミサイル「イスカンデルM」でドネツィク州を攻撃し、また被占領下クリミアのチャウダ岬と露クルスクから自爆型無人機「シャヘド」を22機発射したと伝えた。

この内、防空戦力は、自爆型無人機20機をヘルソン州、スーミ州、ジトーミル州、チェルニヒウ州で撃墜したという。