シルシキー宇軍総司令官、大統領に露クルスク州におけるウクライナ軍の前進を報告
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ウクライナのシルシキー軍総司令官は14日、ゼレンシキー大統領に対して、東部のトレツィク方面とポクロウシク方面をはじめとする全ての主要方面の情勢と、ロシア領クルスク州での作戦に関する報告を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「オレクサンドル・シルシキー総司令官によるトレツィク方面とポクロウシク方面をはじめとする全ての主要方面の情勢とクルスク州における作戦に関する朝の報告があった。私たちの東部について1秒たりとも忘れていない。総司令官に、現在パートナー国にとって供給されているパッケージによる方面の強化を指示した」と書き込んだ。
また同氏は、ウクライナ軍はクルスク州にて「日が変わってから、様々な地点で1〜2キロ」」進んでいると指摘した。
そして同氏は、「さらに、その間、100人以上のロシア軍人が拘束されている。私は、それに関わっている人皆に感謝している。それは、私たちの若者の帰還を早めるものだ」と伝えた。
これに先立ち、ウクライナのティーヒー外務報道官は13日、ウクライナ防衛戦力のロシア領クルスク州での作戦の目的は他国の領土の奪取ではなく、ロシアの攻撃からウクライナ国民の命と領土を守ることにあると説明し、ウクライナの攻撃は完全に合法的であり、ウクライナ軍は国際人道法に違反していないと主張していた。