ロシア軍、ウクライナ南部ザポリッジャを空爆 負傷者23名、死者1名
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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、11日未明同国南部ザポリッジャを滑空爆弾(FAB)で空爆した。13時時点で23名が負傷、1名が負傷したことが判明している。
ザポリッジャ州警察がテレグラム・チャンネルで報告した。
警察は、「1時33分、ロシア軍は、州都の住宅街をUMPKの航空爆弾『FAB500』3弾で攻撃した」とし、直撃により2階建て住宅が半壊したと報告した。
またもう1弾は、5階建ての寮の近くの開けた場所に着弾したとし、建物は爆風と破片で破損したという。
3弾目は、自動車販売場の隣の敷地に着弾。この場所で1名が死亡したという。
ザポリッジャの夜間空爆の被害 写真:ドミトロー・スモリイェンコ/ウクルインフォルム
国家非常事態庁ザポリッジャ州総局は、テレグラム・チャンネルで、13時時点で負傷者数は23名となっていると伝えた。
報告には、「空爆により犠牲者数が増加した。13時時点で23名が侵略国の行為により負傷し、支援を要請した。負傷者の内5名が児童だ。4歳、16歳、17歳の男児、15歳、17歳の女児である。また、1名が死亡した」と書かれている。