ウクライナ防空戦力、ロシア無人機を36機撃墜 他48機が消失

ウクライナ空軍は、26日から27日にかけての夜間にロシア軍が発射した自爆型などの無人機を36機撃墜したと発表した。

空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

報告には、26日19時30分から27日9時にかけて、ロシア軍はウクライナに対して自爆型無人機「シャヘド」やその他不明の型の無人機計89機をオリョール、ブリャンスク、クルスク、プリモルスコ=アフタルスクから発射したと書かれている。

27日9時の時点で、この内36機が撃墜されたという。迎撃戦は、キーウ州、チェルニヒウ州、スーミ州、ハルキウ州、ポルタヴァ州、ジトーミル州、フメリニツィキー州、ミコライウ州で行われたとのこと。

また他48機が、おそらく電子戦機器の効果により、飛翔中に消失。さらに5機がベラルーシ、ロシア、被占領地の方向へと飛翔していったと報告された。

撃墜された無人機の破片の落下により、キーウ州で、民家、集合住宅、住民の資産が破損したとあるとともに、暫定情報では犠牲者は出ていないとのこと。

写真:参謀本部