ウクライナ防空、露軍発射のミサイル4弾と無人機37機を撃墜
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は12日から13日にかけて、複数のミサイルと自爆型無人機で同国を攻撃した。ウクライナ防衛戦力は、13日10時の時点で巡航ミサイル2弾、弾道ミサイル2弾、自爆型無人機37機を撃墜した。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した。
報告には、12日15時から13日10時までの間、敵はウクライナを以下のとおり96点の空撃手段(滑空爆弾除く)で攻撃を仕掛けてきたと言う。
・地上発射型誘導ミサイル「S300」2弾(露クルスク州からスーミ州へ発射)
・巡航ミサイル「Kh101」2弾(カスピ海上空の戦略爆撃機「Tu95MS」から発射)
・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」2弾(露ヴォロネジ州から発射)
・自爆型無人機「シャヘド」と未特定無人機計90機(露クルスク、プリモルスコ=アフタルスク、オリョールから発射)
これに対して、13日10時の時点で、ウクライナ側は、巡航ミサイル「Kh101」2弾、弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」2弾、無人機37機をキーウ州、ポルタヴァ州、ジトーミル州、スーミ州、チェルカーシ州、ザポリッジャ州、チェルニヒウ州、キロヴォフラード州で撃墜したと書かれている。
その他、47機の無人機が飛翔中に消失。さらに2機がベラルーシとロシアへと飛翔していったと報告されている。
報告時点でさらに2機がウクライナ領空を飛翔しており、迎撃戦が継続していると書かれている。