裁判所、トルーバ国家捜査局長の元同僚を逮捕 設定保釈金額200万フリヴニャ強
高等反汚職裁判所は、イーホル・シチェルビン検事総局捜査総局元局長の未決囚予防措置として、200万フリヴニャ強の保釈金を設定した上での逮捕判決を下した。
5日、高等反汚職裁判所が発表した。
発表によれば、「高等反汚職裁判所の予審判事は、国家汚職対策局(NABU)捜査官の主張を部分的に認め、検事総局捜査総局元局長への未決囚予防措置として、213万100フリヴニャの保釈金を設定した上で逮捕する判決を下した」と書かれている。
これに先立ち、3日、NABUが検事総局総捜査局元局長と経営者の2名を、収賄容疑で拘束したと発表していた。
本件につき、ロマン・トルーバ国家捜査局長官は、自身の検事総局勤務時代の同僚が「国家捜査局の刑事捜査に金銭にて影響を及ぼすと約束したとし、その件をNABUが捜査している」との報道を読んだとしつつ、「国家捜査局幹部にも、捜査官にも、お金やその他のリソースにて影響を及ぼすことは不可能だ」と指摘していた。