ゼレンシキー大統領、シェレメート記者殺害事件につき、殺害発注者摘発を期待
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、パウロ・シェレメート記者の殺害に関与したとされる容疑者5名の拘束につき、治安機関職員に感謝するとともに、同殺害を発注した人物の摘発への期待を表明した。
12日、大統領が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
大統領は、「殺人者かもしれない人物は、今日拘束された。私たちが今日多くの回答を得られたと、私は確信している。しかしながら、もう一つの質問がある。誰が発注したのか?である。私は、次はこの質問への答えが見つかると確信している。私は、この非常に重要な、パウロ・シェレメート殺害事件に関し、次の(治安機関職員との)会合が最後のものとなると、強く信じたいと思う」と発言した。
同時に、ゼレンシキー大統領は、アヴァコウ内務相と治安機関捜査官、検察官に対して謝意を伝えた。
なお、これに先立ち、12日、国家警察が、シェレメート記者殺害事件に関与したと見られる容疑者5名を発表していた。
ウクラインシカ・プラウダ通信の著名な調査報道記者であったパウロ・シェレメート氏は、2016年7月20日、キーウ(キエフ)市内で自動車爆破により殺害されている。