ウクライナ元国会議員、偽コロナワクチン接種証明書を所持 刑事捜査開始

ロシア連邦に政治囚として拘束されていた経験のある、ウクライナの元最高会議(国会)議員、ナジーヤ・サウチェンコ氏から、コロナワクチン接種の偽証明書が発見され、警察が押収した。

22日、キーウ(キエフ)州警察が発表した

発表には、「最近、ボリスピリ空港にて、国境警備庁職員による証明書確認の際に、2名の女性から明らかな偽造の兆候のあるCOVID-19ワクチン接種証明書が摘発された。その1名は元最高会議議員であることが判明。法律違反に関する情報は警察に伝えられた」と書かれている。

本件につき、キーウ州警察により、刑事捜査が開始されたとのこと。

ウクルインフォルムの記者は、法執行機関内の関係者から、今回偽証明書と見られるものを所持していたのが、ナジーヤ・サウチェンコ元最高会議議員とその妹のヴィラ・サウチェンコであることを確認した。