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ウクライナ汚職捜査機関、クジミニフ国会議員を拘束

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ウクライナの政権高官の汚職犯罪捜査に特化した治安機関「国家汚職対策局(NABU)」は、特別汚職対策検察(SAP)と共同で、セルヒー・クジミニフ最高会議(国会)与党「人民奉仕者党」議員を55万8000フリヴニャの不法報酬取得の容疑で拘束した。

7日、NABUがテレグラム・チャンネルにて報告した

発表では、「先ほど、NABUとSAPは、現職最高会議議員を55万8000フリヴニャの不法報酬取得の容疑で拘束した。同人物は、法執行機関からの潜伏により、指名手配となっていた。同議員には、未決囚予防措置選択の要求分が手交された」と書かれている。

これに先立ち、NABUは、1月28日に、クジミニフ氏を拘束。NABUは、同氏にはジトーミル州の民間企業と病院の契約締結を幇助するために、55万8000フリヴニャを不法に受け取った容疑があると発表していた。

1月28日、アラハミヤ人民奉仕者党会派長は、クジミニフ議員の罪が証明された場合、同氏は法に従って責任を負うことになると発言していた。

クジミニフ氏は、すでに容疑者ステータスが発効しているが一度拘束された後、複数回にわたり捜査官の出頭命令を無視したため、指名手配対象となっていた。