フランスから戦争犯罪捜査専門家がウクライナに到着
キーウ(キエフ)州で占領時にロシアが実行した戦争犯罪につき、ウクライナの捜査機関を支援するべく、フランスの専門家がウクライナに到着した。
ポンサン駐ウクライナ仏大使がツイッター・アカウントで発表した。
ポンサン大使は、「リヴィウにて、誇りと共に技術科学派遣隊を歓迎している。彼らは、キーウ周辺で行われた戦争犯罪の捜査においてウクライナの同僚を支援するために訪れた。フランスが最初にそのような支援を与える。明日彼らは仕事を始める」と書き込んだ。
なお、3月29日以降、キーウ州のイルピン、ブチャ、ホストメリをはじめとする各自治体がロシア軍から解放されているが、解放後の自治体にて、ロシア軍による民間人の大量殺人が確認されている。
キーウ州ブチャ市にて、約300人の住民が集団墓地に埋葬されていることがわかった他、路上でも何十人もの住民の遺体が見つかった。何名かの遺体は、手が後ろで縛られていた。
また、キーウ州ブゾヴァ村でも新たな集団埋葬地が発見されている。