ザルジュニー宇軍総司令官の滞在場所に盗聴器発見 刑事捜査開始
ウクライナ保安庁(SBU)は、ウクライナ軍のザルジュニー総司令官が今後滞在する可能性があった場所から盗聴器が発見されたとし、本件につき刑事捜査を開始したと伝えた。
17日、SBU広報室が公表した。
発表には、特別情報取得機材の違法な獲得・使用に関する刑法典第359条2項に従って刑事捜査が開始されたと書かれている。
同時に、SBUは、同機材が発見されたのはザルジュニー氏の執務室内ではなく、今後仕事のために同氏が利用する可能性のあった場所の1つから見つかったと説明した。
また、暫定情報では、発見された機材は見つかった際に使用状態ではなかったとし、情報収集手段や録音音声を遠隔で転送する機材は発見されていないという。今後同機材は分析に出されると書かれている。
これに先立ち、17日、ウクライナの複数の報道機関がザルジュニー宇軍総司令官の執務室から、盗聴器が見つかったと報じていた。
写真:ウクライナ軍