ルーマニア国境近くで動員逃れのウクライナ男性複数名拘束

ウクライナの国境警備庁は１８日、国境警備隊員がルーマニアとの国境近くで動員から逃れるために国境越えを計画していた男性３名を拘束したと発表した。

国境警備庁広報室が公表した。

発表には、西部チェルニウツィー州の国境警備隊員が、動員対象年齢の男性３名がウクライナからルーマニアへと国境を違法に通過することを計画しているとの情報を得たと書かれている。

３名はウクライナの様々な地域の出身で、最近知り合った者同士であり、この地方の国境地点を把握しておらず、隣国へと逃亡するのを支援してくれる支援者を探していたという。

調査員がこの違法越境を組織していた人物を判明させ、国境警備隊員が地元住民であるその人物が運転していた自動車を止めたと書かれている。自動車には、国外逃亡を望んでいた前述の３名の男性も乗っていたという。組織者は、３名に対して、国境通過地点を回避してルーマニアへと連れて行くことを約束しており、その見返りに各人から５０００米ドルを受け取る計画だったという。

拘束された人物たちには、行政罰の調書が作成されたと書かれている。

また、組織者は、刑罰が処される可能性もあるという。

写真：国境警備庁