ウクライナ閣僚のソリシキー容疑者の保釈金が納付される=反汚職裁判所
ウクライナの高等反汚職裁判所は26日、現役農業政策食料相のミコラ・ソリシキー容疑者の未決囚予防措置としての勾留を解くための保釈金が満額納付されたと発表した。
チェメリス反汚職裁判所報道官がウクルインフォルムに対して同情報を認めた。
チェメリス報道官は、「今日、農業政策相のために保釈金が満額納付されたことを認める」と発言した。同時に同氏は、誰が納付したかは伝えなかった。
また、農業政策食料省広報室は、7570万フリヴニャの保釈金納付後、ソリシキー大臣の勾留は解かれたとし、「彼は、ウクライナ農業政策食料相の職務を履行し続ける」と伝えた。
これに先立ち、ウクライナの政権高官の汚職犯罪事件に限定して裁判を行う「高等反汚職裁判所」は26日、国有地不当取得関与の容疑が伝達された現行閣僚のミコラ・ソリシキー容疑者(農業政策食料相)の未決囚予防措置として、保釈金7570万フリヴニャを設定した上での勾留(逮捕)を決定していた。
また、23日、国家汚職対策局(NABU)は、現役閣僚であるソリシキー氏などが国有土地を2億9100万フリヴニャで取得した上、さらなる国有土地を1億9000万フリヴニャで取得しようとしていた容疑を発表していた。