統一部隊作戦:5月2日のロシア占領軍の攻撃15回、ウクライナ軍人3名負傷
5月2日、ロシア占領軍は、ウクライナ側を15回攻撃。その際、ミンスク諸合意が禁止する兵器、120ミリ・82ミリ口径迫撃砲が4回使用された。
3日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた。
発表には、ロシア連邦の部隊が民間人居住地からの攻撃を再開したとある。具体的には、ドロミトネ、ヤコウリウカ、ミネラリネの民間人居住地から、82ミリ口径迫撃砲でノヴォルハンシケの、120ミリ口径迫撃砲でアウジーウカ近郊の配置地点を砲撃したことが報告された。これに対して、ウクライナ側が民間人への被害が生じ得る場合には反撃を禁止するという原則を維持し、結果、民間人被害は出ていないとのこと。
また、同発表には、作戦戦術部隊「スヒード(東)」展開地域で受けた攻撃は12回、具体的には、アウジーウカ近郊(2回、120ミリ・82ミリ口径迫撃砲)、ノヴォトロイツィケ近郊(82ミリ口径迫撃砲等)、フヌートヴェ近郊、マルインカ近郊(3回)、レベディンシケ近郊、シローキネとピシチェヴィク、パウロピリ近郊で攻撃が確認、同「ピウニチ(北)」展開地域で受けた攻撃は3回、具体的には、ノヴォルハンシケ(82ミリ口径迫撃砲等)、ノヴォズヴァニウカとルハンシケ近郊(2回)で攻撃が確認されたとある。
これら攻撃の結果、ウクライナ統一部隊参加軍人3名が負傷したと報告された。また、統一部隊側が反撃したことも伝えられている。