ルハンシク州で行方不明のウクライナ軍人、被占領地にて遺体で発見

ルハンシク州にて、敵側の工作諜報グループとの戦闘で亡くなったウクライナ工兵の遺体は、一時的被占領地域にあることが判明した。同人物の遺体は、31日にウクライナ側に引き渡されることになっている。

29日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた

発表には、「本日約15時、欧州安全保障協力機構(OSCE)特別監視団(SMM)と『避難200』グループの共同作業の結果、武力衝突現場にて、独立機械化旅団の軍人、ステパンチェンコB.M.氏の遺体が見つかった。同氏は、5月27日、ポパースナにて、工兵グループの中で、防衛線前の地雷・爆発物の確認の課題遂行を行っていたところ、敵の工作諜報グループの待ち伏せに遭った」と書かれている。

また、発表には、現在同氏の遺体は一時的被占領地域にあり、5月31日、「シチャースチャ」通過管理地点にてウクライナ軍側に引き渡される予定となっていると書かれている。

これまでの報道では、この独立機械化旅団の工兵は、ルハンシク州ポパースナ近郊での敵側工作諜報グループとの戦闘時に行方がわからなくなっていたことが伝えられていた