【写真】多国間海軍共同演習:仮想敵による飛行場爆撃を想定した演習実施
ウクライナ南部にて行われている多国間海軍共同演習Sea Breeze 2019の一環で、ウクライナと米国の軍人が、ミコライウ州にて仮想敵による飛行場爆撃後の滑走路修理を想定した訓練を実施した。
11日、ウクライナ軍広報室が伝えた。
米国海軍第133建設大隊のジョシュア・コレンダ指揮官は、「今回のSea Breeze 2019の演習に、私たちが全ての必要な機器を持ってきたわけではない。そのため、ウクライナの同僚たちが追加的機器を提供しており、それにより戦術的特別課題を効果的に実施することができている」と指摘した。
同演習のシナリオでは、仮想敵が飛行場のインフラを爆撃し、その結果滑走路が損壊したことを想定。修復作業には、米国海軍第133建設大隊とウクライナ海洋航空旅団飛行場技術保障大隊の軍人が参加した。
写真:国防省
その他、オデーサのチャバンカ基地でもウクライナと米国の陸上訓練が行われた。
写真:ニーナ・リャショノク、ウクルインフォルム
なお、2019年7月1日から12日にかけて、ウクライナ南部において、多国籍海軍共同演習Sea Breeze 2019が実施されており、同演習には計19か国から約3000人の軍人が参加している。