OSCE監視団、第2引き離し地点「ゾロテー」を検証
26日、欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)要員は、東部ルハンシク州の第2引き離し地点となっている「ゾロテー」において、兵力等引き離しプロセスの完了の検証を行った。
統一部隊作戦本部広報室が伝えた。
発表には、「今日、11月26日、三者コンタクト・グループ(TCG)によるミンスクの2019年10月1日付TCG治安問題作業部会会合で採択された予定遵守の枠組決定の履行で、OSCE/SMM要員による、ゾロテーの第2地点における兵力・機器引き離しの完了プロセスの検証が行われた」と書かれている。
また、国家非常事態庁の職員による爆発物除去や防衛施設・軍用施設の撤去が行われたと書かれている。
SMMのマーク・エテリングトン副団長は、ウクライナ側はミンスク諸合意における兵力・機器引き離しプロセスに関する部分の義務を全て履行したと強調した。なお、兵力等引き離しは、ウクライナ側と同時に、非政府管理地域のロシア武装集団側によっても同時に実施されている。