統一部隊作戦圏の情勢は安定、全ての配置地点は軍の制御下=参謀総長
東部情勢
現時点で、ウクライナ統一部隊側の配置地点は全てウクライナ側が制御している。
18日、ルスラン・ホムチャーク参謀総長がゼレンシキー大統領等との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
参謀総長は、「現時点で、全ての私たちの配置地点は、ウクライナ軍の制御下にある。私たちの損耗は、死亡1名、3名負傷、2名がこん睡している」と発言した。
また、参謀総長は、同日の戦闘の停止は占領軍側から申し入れられたと伝え、敵側の損耗は4名死亡、6名負傷だと発言した。現在攻撃は停止されており、状況は安定しているとのこと。
これに先立ち、18日朝から、ルハンシク州ノヴォトシキウシケ、オリホヴェ、クリムシケ、ヴィーリニー集落周辺にてロシア連邦占領軍からウクライナ統一部隊側への進攻が行なわれた。国防省の最新情報では、ウクライナ軍人1名が死亡、5名が負傷したと発表されている。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、18日朝のウクライナ東部におけるロシア占領軍の攻撃につき、ドンバス和平プロセスを破綻させる試みだと指摘している。