スリランカ軍代表団とウクライナ国営防衛コンツェルン総裁会談
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国営防衛コンツェルン「ウクルオボロンプロム」のフシェウ総裁は22日、スリランカ軍代表団と会談し、同国との軍事技術パートナーシップ強化につき協議を行なった。
ウクルオボロンプロム社広報室が伝えた。
発表には、「4月22日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領による、輸出発展と軍事技術協力拡大に関する指示を履行する形で、ユーリー・フシェウ・ウクルオボロンプロム社総裁は、スリランカ軍空軍司令官、スダルシャナ・パティラナ中将率いる同国軍代表団と会談した」と書かれている。
会談時、両国の航空分野の協力の展望が議論されたとのこと。
また、「ウクルオボロンプロムは、スリランカとのパートナーシップ発展、航空機修理の新たな受注、同国への製品供給に関心がある。軍事技術関係の強化への願望は、相手側にもある」と書かれている。
発表によれば、フシェウ総裁は、ウクライナの航空企業は強力な生産基盤と高い専門性を有す従業員を抱えていると述べ、「私たちは、機材修理のみならず、高性能航空機や、軍民両用が可能な汎用現代型輸送機An-178も提案している。私は、ウクルオボロンプロム社とスリランカの協力が発展していくこと、今後多くの大きな共通案件が生じることを確信している」と発言した。
写真:オボロンプロム社広報室