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ザポリッジャ市でウクライナ東部戦死者の告別式開催

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14日、南部ザポリッジャ市にて、9月11日にドネツィク州ノヴォフナチウカ近郊で軍事課題遂行中に死亡した、ウクライナ軍情報員のデニス・ヘルマン氏の告別式が行われた。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

軍事基地A1035副指揮官のエドゥアルド・コロウニク氏は、「私たちは特殊課題を遂行している。全ては、違法武装集団側からの火砲砲撃の結果生じたことだ。砲撃は夜中に行われた。私たちの人員は非常に良く訓練されているが、そのような状況では、損耗の蓋然性は非常に高くなる。衛生兵が述べたように、彼に生き残るチャンスはなく、現場で即死したのだ」と発言した。

作戦戦術部隊「スヒード(東)」情報局のタラス・コマルニツィキー局長は、ヘルマン氏の両親に、感謝・冥福状を渡した。

同局長は、「残念ながら、戦争は続いており、戦争はウクライナの最善の息子、娘たちを奪っていく。デニス氏は、その一人だった。彼は、ウクライナの真の息子であり、国家の真の兵士だった。彼は、人間の持つ最も高価なものを捧げたのだ。自らの命である。デニスよ、あなたの犠牲は無駄にはならない。私たちは、最後までやり遂げてみせる」と発言した。

写真:ドミトロー・スモリイェンコ/ウクルインフォルム

告別式では、1分間の黙祷が行われた。

この後、遺体は火葬のためにオデーサに運ばれる。

これに先立ち、9月11日3時15分、ドネツィク州ノヴォフナチウカにて軍事課題遂行中のデニス・ヘルマン氏が死亡した。ヘルマン氏は、1989年9月29日ザポリッジャ市生まれ。キーウ(キエフ)工科大学の法学部修士課程を修了していた。

2019年10月、契約兵として第74独立情報大隊へ砲手として入隊。動物が好きなことから、コードネームは「ハリネズミ」だった。