英政府、ウクライナに兵器システムの供給を決定

英国は、ウクライナに対して安全保障強化を目的に軽装甲防御兵器システムを供給する。ウォレス英国防相は、これはロシアによる侵攻脅威を前に、防衛能力の向上を支援するものだと説明した。

１７日、ウォレス英国防相が英下院へのウクライナ情勢に関する声明にて発言した。

ウォレス氏は、「私たちは、ウクライナへ軽装甲防御兵器システムを供給することを決定した」と述べた。また同氏は、ウクライナ国境周辺の危機を協議するために今後数週間以内にロシアのショイグ国防相をロンドンに招待するとも伝えた。

ウォレス氏は、「それら（編集注：ウクライナへ供給する兵器システム）は、戦略的兵器ではなく、ロシアにとっての脅威はもたらさない。それは自衛のために使われるものだ」と説明した。