デンマーク、ウクライナへの軍事支援供与を検討
デンマークのフレデリクセン首相は9日、同国はウクライナに対して、軍事支援を提供する準備があり、現在詳細について協議をしているところだと発言した。
フレデリクセン・デンマーク首相がベルリンでのショルツ独首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
フレデリクセン氏は、ロシアの攻撃的振る舞いは「看過し得ない」と発言した他、デンマーク政府は、ウクライナに対して、直接的な支援を供与したいとはっきり伝えていると発言した。同氏は、支援について、人道支援の他に「潜在的には軍事レベルのものもあり得る」と発言した。
同氏は、「私たち側からは、原則的な指摘、軍事支援提供への反対というものはない」と発言した。
そして、同氏は、現在、本件について協議が行われているとし、デンマーク国防省が本日会議を行い、そこでウクライナ側の具体的な要望について議論をしていると伝えた。同氏は、兵器供与かその他の支援携帯になるかといったことが協議されていると補足した。
また同氏は、「サイバーセキュリティにおいてウクライナを積極的に支援する」準備があると強調した。