ブリュッセルにて米国は「ウクライナ抜きでウクライナについては何も」原則の維持を認めた=EU上級代表

欧州連合(EU)のカラス外務・安全保障政策担当上級代表は4日、ブリュッセルにおけるNATO加盟国会合の際に、ルビオ米国務長官が「ウクライナ抜きにウクライナについては何も(決めない)」との原則が有効であることと、欧州の安全保障の問題はいかなるものであれ、欧州の国々の合意が必要との理解を認めたと発言した。

カラスEU外務・安全保障政策担当上級代表がブリュッセルにて大西洋理事会外相級会合の前に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

カラス氏は、「ウクライナ抜きでウクライナについては何も決められてはならないこと、どのような問題が議論されるのであれ、ウクライナと欧州が同意せねばならないことが強調された。なぜなら、事は欧州において起きているからだ。そう。米国は、私たちにそのような確約を与えた」と発言した。

また同氏は、北大西洋条約機構(NATO)は、引き続き集団防衛の基盤であり続けており、米国が、同盟の目的にコミットし続けていると発表した事は、全ての同盟国にとって非常に重要だと指摘した。

その際同氏は、「昨日(3日)、私たちはルビオ国務長官が米国はNATOにコミットし続けているが、欧州の国々はより強くならねばならないと発言したのを聞いた。それは正に私たちが行っていることである。私たちは、欧州防衛白書を有しており、私たちは防衛と能力発展のためにより多くのことを行うための資金をどのように解放するかについて話ている。それは、NATOによって定められた能力発展目標の達成と同時に行われているものだ。結果、私たちは、より強いNATOを有し、それが私たちの目標だ」と発言した。

加えて同氏は、ロシアの攻撃性が欧州の安全保障と欧州大西洋空間全体の安定にとっての主要な脅威であり続けていると強調した。

そして同氏は、「絵はかなり明白だ。ロシアが他の国を攻撃し、自らの目的を断念していない。同国はGDPの9%以上を自国軍に割いている中、同国は軍を再び使いたがる。もし私たちが十分に強くならず、私たち自身の宿題、防衛支出を実行しなければ、私たち自身が脅威に晒されるのだ。それはまた、グローバルな問題でもある。なぜなら、世界の全ての侵略者が今正にこの状況を非常に注意深く観察しているからである」と発言した。

写真:EU