ウクライナ国防相、東部のロシア側部隊の情報は全て把握していると発言
ウクライナのレズニコウ国防相は14日、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(CADLR)(東部の被占領地)における兵器・兵力の配置は、完全に把握していると発言した。
レズニコウ国防相がICTV局番組出演時に発言した。
レズニコウ氏は、「私たちの情報機関は、毎日24時間活動しているが、大切なことは、パートナー国が、衛星を通じたものを含め、独自に得ている情報と全て比較していることだ。さらに、空中では、ウクライナの(編集注:無人機)『バイラクタル』が交代で常に活動している。その目からは、まず何も隠れることはできない。私たちは、兵器の配置場所を確実に全て把握している。本日、ロシア軍を構成する第1・第2軍団の必要のために持ち込まれているものすらも把握している。私たちにあるデータでは、ロシア軍の将校2000人がCADLRに滞在しており、傭兵やその他のクズどもをコントロールしている」と発言した。
同氏はまた、ウクライナ軍は統一部隊作戦圏に配備されており、自衛権を定める国連憲章第51条を根拠に、撃退を行う準備があると発言した。