宇国防省、独からの防空システムと米からの高機動ロケットシステムのウクライナ到着を報告

ウクライナのレズニコウ国防相は11日、ドイツから防空システム「アイリスティー(IRIS-T)」1基が、米国から高機動ロケットシステム「ハイマース」追加4台が到着したことを報告した。

レズニコウ宇国防相がツイッター・アカウントで報告した。

レズニコウ氏は、「ウクライナにて新しい防空の時代が始まった。ドイツからのアイリスティーがもうここにある」と書き込んだ。さらに、「米国のナサムスも向かっている」と述べ、「これは始まりに過ぎない。そして私たちにはもっと多く必要だ。ロシアがテロ国家であることに疑いはない。私たちの人々を守るために、ウクライナの空を守ることには、道徳的要請なのだ」と強調した。

さらに同氏は、ハイマース到着について、「米国パートナーからの4台のハイマースが到着した! 私はバイデン米大統領とオースティン米国防相と米国民皆に感謝している。ハイマースの時刻だ。それは、ウクライナ人にとっては良い時間であり、占領者にとっては悪い時間である」と書き込んだ

また、同氏は、通称「ラムシュタイン会議」と呼ばれる、ウクライナ防衛支援コンタクトグループ会合が12日に開催されることを喚起し、「そこではより多くのものが現れる」と予告した。

なお、米ホワイトハウスのカービー安全保障会議(NSC)戦略広報調整官は11日、米国はウクライナへ提供予定の防空ミサイルシステム「ナサムス(NASAMS)」の最初の2基を「近い将来」移送すると発言していた