ウクライナ国家警護隊のアゾフ連隊、「アゾフ旅団」に昇格

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ウクライナ内務省傘下国家警護隊の「アゾフ連隊」が「アゾフ旅団」に昇格した。

アゾフ旅団の広報室がテレグラム・チャンネルにて伝えた

発表には、「これからは『アゾフ』は、ウクライナ国家警護隊の旅団だ。この成長の前には、約9年間のアゾフの戦いの歴史がある」と書かれている。

発表では、2014年の内務省傘下として発足した「アゾフ大隊」によるマリウポリ解放戦やイロヴァイシクの戦いが紹介されている。その後、大隊から連隊に昇格し、さらに、国家警護隊の第12旅団内の特名分遣隊となったことが喚起されている。

また、アゾフ連隊が2015年のドネツィク州南部シローキネでの作戦への参加、2019年のスヴィトロダルシク防衛戦、2022年の86日間のマリウポリ・アゾフスタリ防衛戦、南部方面での戦闘へ参加していたことが説明されている。

2023年、内務省が、新たに襲撃旅団の編成を開始したことにより、今回「アゾフ旅団」もその1つとなったという。

広報室は、アゾフ旅団への入隊希望者は、電話か応募フォームにより応募するよう説明している。

なお、1月26日、ウクライナ陸軍にて第3独立襲撃旅団「アゾフ」が編成されているが、両部隊は同名の別の部隊。