米国によるウクライナへの戦闘機供与を目指す国々を支持する発言、ゼレンシキー大統領が歓迎
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、同国への西側戦闘機の供与を目指す国々による「戦闘機連合」を支持する決定を歓迎した。
ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントに歓迎メッセージを書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「米国とジョー・バイデン米大統領による国際戦闘機連合を支持するという歴史的決定を歓迎する。それは、空において私たちの軍を決定的に強化するものだ。私は、その決定の実質的実現を広島でのG7首脳会談で協議することを期待している」と書き込んだ。
また、オランダのルッテ首相も、ツイッター・アカウントにて、米国の決定を歓迎した。ルッテ氏は、「私たちは、英国、デンマーク、ベルギーの同僚たちとともに、米国がウクライナ操縦士の戦闘機F16訓練を承認する準備があるとする報道を歓迎する。今後数週間で条件が策定されることになる。ウクライナは、オランダとパートナー国の揺らがない支持に期待して良い」と書き込んだ。
これに先立ち、バイデン米大統領は、G7の他の首脳に対して、米国はウクライナ操縦士へのF16を含む西側航空機の訓練に向けた努力を支持すると発言していた。
欧米報道機関によれば、米政権は、欧州の同盟国に対して、欧州の国々がF16をウクライナに供給する上で米国が妨害することはないと伝えたと報じていた。
写真:大統領府