英国、数週間前に長射程ミサイル「ストームシャドー」数十弾をウクライナにひそかに供与=報道
英国政府は、最近ウクライナに対して、巡航ミサイル「ストームシャドー」をさらに数十弾供与していた。同ミサイルの供与は、スターマー首相の就任後は初めて。
ブルームバーグが関係者の発言を元に報じた。
匿名の人物は、ブルームバーグに対して、この公表されていないミサイル供給は、数週間前に行われたもので、ウクライナが長射程ミサイルの不足に陥った後に注文したものだと伝えた。
これらミサイルは、米国と英国の長射程ミサイルでロシア深部の目標を長射程ミサイルで攻撃することをウクライナに許可するという最近の決定より前に発送されたものだという。
関係者は、ウクライナにミサイルが到着した時期やその正確な数については、セキュリティの観点で答えることを拒否した。
英国国防省は、記者からの問い合わせに対して、「私たちは作戦上の詳細にはコメントしない。なぜなら、それはロシアのウラジーミル・プーチン大統領にとってのみ有益だからだ」と答えた上で、同国のウクライナ支援は堅固であると補足した。