米国、総額1億7500万ドルの新たな対ウクライナ安全保障支援を発表
6日、米国は、高機動ロケットシステム「ハイマース」の弾薬などからなる、ウクライナに対する新たな安全保障支援を発表した。
米国務省広報室が伝えた。
発表には、「本パッケージは、ウクライナを支援するために残された限られた資源を活用するものであり、最大1億7500万ドルの武器・装備を提供することを定めている」と書かれている。
米国防省もまた同日、今回の供与品のリストを公開した。
・防空ミサイル「AIMー9M」「AIM-7」
・高機動ロケットシステム「ハイマース」用追加弾薬
・155ミリ・105ミリ口径砲弾
・対レーダーミサイルAGM-88「HARMs」
・TOW対戦車ミサイル
・対戦車ミサイルシステム「ジャベリン」「AT-4」
・小火器弾薬400万発以上
等
ゼレンシキー宇大統領は、これを受け、ソーシャルメディア「X」アカウントにて、米国への謝意を表明した。
ゼレンシキー氏は、「バイデン米大統領、米議会、米国民に今日発表された新しい軍事支援につき感謝している」と書き込んだ。
同氏はまた、防空システム、ハイマース、火砲の追加弾薬は、現在前線で決定的に必要なものだと強調し、「不断の支援によって、自由の理想的な防衛が可能となる」と強調した。