ゼレンシキー宇大統領、ドイツの新たな軍事支援に謝意表明

ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、ドイツが発表した新たな対ウクライナ軍事支援につき謝意を表明した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した

ゼレンシキー氏は、「ウクライナが今月十分な量の防衛パッケージを得られるよう、全てのパートナーたちと作業をしている」と述べた上で、ドイツがウクライナに対して新たな防衛支援を供与したと伝えた。

その際同氏は、今回のドイツの支援には、防空システムの追加ミサイル、155ミリ口径弾薬などが含まれると述べた。

その上で同氏は、「ありがとう! 非常にタイミングの良いパッケージだ。私たちの他のパートナーからも同様の行動を待っている。特に米国からだ。この冬も、昨冬同様に、ロシアのテロが全く勝利することのないようにするためだ」と強調した。

これに先立ち、4日、ドイツ政府が新たな対ウクライナ軍事支援パッケージの供与を発表していた。同支援には、防空システム「アイリスティーSLM」の追加ミサイルや、戦車レオパルト2A6用弾薬、約1万弾の155ミリ口径榴弾砲弾薬、歩兵戦闘車「マルダー」10台、地雷除去用戦車「ヴィセント」2両などが含まれている。