英国と同盟国は数年間ウクライナを支持する準備がある=キャメロン英外相

キャメロン英外相は9日、英国とその同盟国はウクライナに対して支援を数年間にわたって供与する準備があると発言した。

キャメロン外相が英下院での議論の際に発言した。スカイニュースが議論の際の動画を公開した

キャメロン氏は、「私たちは、(20)24年、25年、26年を通じてウクライナを支える準備がある。私たちは、その支援を提供する準備がある。なぜなら、これは、私たちの世代の挑戦だからだ。私は、砲弾やその他についての数字には触れたくはないが、しかし、連合国のGDPを足し合わせれば、私たちはロシアを25:1で上回っているのであり、私たちにとって、十分な産業基盤の上に立つことは不可能ではないはずだ」と発言した。

イスラエルとハマスの戦争がウクライナへの国際支援を妨害していると思うかと質問されると、キャメロン氏は、それは「間違いなく、ウクライナから注意を逸らしている」と答えた。

そして同氏は、「私は、それを非常に遺憾だと思っており、英国含め、ウクライナの最も強力な支持者の課題は、その問題が議題にできるだけ長く残るようにし、ウクライナを支援しているパートナーシップや国家連合が可能な限り強力で団結し、焦点を維持し続けるよう、あらゆる可能なことを行うことだと思っている」と発言した。

さらに同氏は、英国は「間違いなく」ウクライナを支持し続けるとし、米国やいくつかの国と違い、「それは英国政治における議論の対象とはなっていない」と強調した。

写真:ピンチューク基金