約30か国がウクライナと安保協定を締結する準備がある=シュミハリ宇首相
ウクライナのシュミハリ首相は13日、ウクライナは安全保証協定の署名に関して複数の国と協議を行っており、G7を含む約30か国がそのようなパートナーシップ合意を結ぶ準備があると発言した。
シュミハリ首相がテレビ番組「統一ニュース」出演時にウクライナと英国の安全保障分野協力協定の締結にコメントする形で発言した。
シュミハリ氏は、「私たちは同様の協定締結に関してパートナーと協議を行っている。(中略)それは、ビルニュスNATO首脳会議の際に発表されたG7宣言を支持した30か国だ。もちろん、これに加わり、同様の文書に署名するパートナーの輪にはG7の国々もいる」と発言した。
また同氏は、ウクライナと安全保障の協定を締結する意志を発表した以前からのパートナー国もあるとし、近々そのような文書への署名が見込まれていると伝えた。
そして同氏は、「私たちの友好国は、ロシアの全面侵略が続いているにもかかわらず、もう今の時点でウクライナとそのようなパートナーシップを発効させる準備がある。英国との協定は最初の一歩となったのであり、私たちはそのような歴史的な瞬間、合意への署名、が近々生じることを期待している」と発言した。
これに先立ち、12日、ゼレンシキー宇大統領とスナク英首相は、キーウにおいて、安全保障分野協力に関する協定に署名していた。
写真:ウクライナ閣僚会議