ゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領に「榴弾砲連合」開始と「カエサル」供与に謝意

ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、ウクライナの防衛上のニーズと二国間での締結に向け協議を進める安全保証協定につき話し合った。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

ゼレンシキー氏は、マクロン大統領と電話会談を行ったと伝え、「『榴弾砲連合』イニシアティブの開始とその一環で、2024年に先進的榴弾砲システム『カエサル』をウクライナのために数十台とその弾薬を製造するというフランスのコミットメントにつき感謝している。戦場の状況と、フランスからの次の軍事支援パッケージへの優先的へ追加する物を中心に、ウクライナの防衛上のニーズにつき詳細に話し合った」と伝えた。

ゼレンシキー氏はまた、ウクライナの防空システムのさらなる強化の必要性を強調した。

さらに同氏は、フランスの商業界がウクライナへ投資を続けていること、また戦争の中でも投資量を増やす準備を示していることを指摘し、その積極的な姿勢に謝意を伝えた。

その他同氏は、「『グローバル平和サミット』の準備開始について話した。その参加にできるだけ広範な国を関与させることが重要だ。私たちは政治担当、軍事担当の補佐官に対して、フランス大統領の将来のウクライナ訪問の準備の開始と、ビルニュスG7宣言の一環となる安全保証に関する二国間協定の協議を加速することを指示した」と伝えた。

写真:参謀本部