ウクライナ軍、若年徴兵兵の除隊プロセスを開始
ウクライナ軍では、本日から徴兵された若年兵の除隊プロセスが始まった。
ウクルインフォルムが伝える。
「期間付兵役軍人の予備への解任」大統領令第149/2024により、戒厳令発効期間に兵役期間が終了し、定められた期間以上に兵役が延長されていた軍人を「予備」への解任が本日開始された。この除隊は、5月末まで続く。
なお、これに先立ち、期間付きで徴兵されていた若年国民(18歳から27歳)が、ウクライナ軍と契約した軍人を例外に、徴兵された人数だけ、除隊されることになることが伝えられていた。
ウクライナでは、期間付で徴兵されるのは18歳から27歳の国民で、その場合の兵役期間は12〜18か月間。
なお、今年2月23日に、ウクライナ最高会議が、戒厳令時に兵役期間が終了した者を予備役として除隊することを認める、大統領提出の法案を採択していた。これにより、大統領が大統領令によって、期間付徴兵兵の予備への除隊を行うことが可能となっていた。また、除隊後1年間は、これらの人物は動員対象とならないとされている。