クレーバ宇外相、ブリンケン米国務長官に追加の「パトリオット」を提供する手段を見つけるよう要請

ウクライナのクレーバ外相は4日、米国のブリンケン国務長官に対して、ロシアのミサイル攻撃に対する緊急の対応手段と米国支援の実現のための方策について協議を行った。

クレーバ外相がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した

クレーバ氏は、「私はブッリュセルにて、ロシアの全面侵略開始以降のウクライナへのあらゆる支援につき米国に感謝を表明するために、ブリュッセルにてブリンケン氏と会談できたことを嬉しく思う」と伝えた。

同氏はまた、ブリンケン氏には、ロシアによるウクライナの自治体への弾道ミサイル使用を含む空からのテロ攻撃が強まっているとし、米国に対して、防空システム「パトリオット」のできる限り迅速な追加供与の手段を見つけるよう要請した。

そして同氏は、「私は、ブリンケン国務長官がその要請に応えるための方策をすぐにとったことにつき、彼に感謝している。私たちは、米国の対ウクライナ追加支援を解除するための今後数日、数週間の次の行動についても協議した」と伝えた。

その他同氏は、同日のNATOウクライナ理事会会合は、NATOの全ての同盟国が、本件がどれだけ喫緊であり、できるだけ迅速な解決策を必要としているものかを認識していることを示したと強調した。