「ウクライナもフランスもどこに防空システムがあるか知っている」=クレーバ宇外相、仏に行動を急ぐよう要請
ウクライナのクレーバ外相は11日、セジュルネ仏外相と電話会談を行い、ロシアによるウクライナの電力システムへの攻撃の被害を伝えた上で、ウクライナの防空強化を呼びかけた。
クレーバ外相がソーシャルメディア「X」アカウントにて報告した。
クレーバ氏は、「私はフランスの同僚と最近のロシアの大規模空爆とウクライナの電力システム、経済、市民へのインパクトについて話し合った。フランスによるこれまでのウクライナへの追加防空提供の措置につき謝意を伝え、同国に対して、弾道ミサイルを迎撃できる新しいシステムをウクライナに提供するための努力の活発化を呼びかけた」と伝えた。
そして同氏は、「キーウもパリも、どこにそれらのシステムがあるか知っている」と指摘した。
その上で同氏は、「ある種の決定はすぐに採択できる。それ以外は時間がかかるが、そのための作業はすぐに始められなければならない。緊急の行動が必要だ」と強調した。