米国は他国がウクライナへ防空システム「パトリオット」を供与するよう促し続けている=国防長官

米国のオースティン国防長官は4月30日、同国は諸外国に対して、ロシア軍からのミサイル攻撃を受けるウクライナへ防空システム「パトリオット」を供与するよう促し続けていると発言した。

オースティン国防長官が米下院の2025年度防衛予算要求に関する公聴会で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

オースティン氏は、「私たちは、それらの国(編集注:「パトリオット」を保有する国)と協力し続けている」と述べた。

そして同氏は、過去数週間、自身も複数の国がウクライナへ追加で防空システムを供与するように、その国のリーダーと話してきたと強調した。

これに先立ち、4月29日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、NATOはウクライナへ防空システム「パトリオット」をさらに供与することと、これまでに供与した防空システムを更新することに焦点を当てていると発言していた