ウクライナは英国の武器でロシア領を攻撃する権利を有す＝キャメロン英外相

英国のキャメロン外相は、ウクライナはロシア領内の標的を攻撃するために英国が供与した武器を使用する権利を有すと発言した。

キャメロン外相がロイター通信へのインタビュー時に発言した（なおロイターは、インタビューはキーウで行われたと伝えている）。

キャメロン氏は、「ウクライナはそのような権利を有している。ロシアがウクライナ国内を攻撃しているのと同様のことだ」とコメントし、どのような標的を攻撃するかはウクライナが決めることだと発言した。

また同氏は、英国は「必要な限りずっと」毎年ウクライナに３０億ポンド（３７．４億米ドル）相当の軍事支援を供与していくことを約束した。

その他同氏は、米議会が待ち望まれていた６１０億ドルの対ウクライナ安全保障支援を採択したことを歓迎し、「それは極めて重要だ、それがもたらす武器の観点だけでなく、それはウクライナ、ここの人々の士気を加速する」と発言した。

これに先立ち、ラトビアのブラジェ・ラトビア外相は１日、すでに複数の国がウクライナに対してロシア領攻撃における制限のない武器を供与していると発言していた。