オランダで10名のウクライナ軍人が「F16」整備訓練を終了

オランダでウクライナ軍人10名が戦闘機「F16」の整備訓練を終了した。

21日、オランダ国防省広報室が伝えた

発表には。「10名のウクライナ軍人がオランダで戦闘機『F16』整備の訓練を受けた。オランダは、ウクライナに『F16』を少なくとも24機提供することに同意している。それらもまた、整備が必要だ」と書かれている。

また、ウクライナ軍人は、同戦闘機の操縦士にとって重要な全ての要素の整備を行う訓練を受けたという。訓練は、食料や医薬品からなる緊急パックの準備と点検も含んでいたとし、これにより操縦士は不時着した後も数日間生き延びることが可能になるという。

訓練は、「F16」での飛行の際に生じ得るあらゆるリスクへの準備が含まれており、これにより、ウクライナ操縦士をより良く保護できると説明されている。

これに先立ち、今月オロングレン・オランダ国防相は、同国はウクライナへの「F16」の引き渡しを今秋に予定していると述べていた。なお、デンマークは、同機の引き渡しを今夏実施する見込み。

写真:オランダ国防省