ストルテンベルグNATO事務総長、ウクライナの2034年までのNATO加盟に期待
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ウクライナがNATOに今後10年の内に加盟することへの期待を表明した。
ストルテンベルグ事務総長が独DPAへのインタビュー時に発言した。独DWが報じた。
またストルテンベルグ氏は、7月9〜11日にワシントンで開催されるNATO首脳会議を前に、ウクライナに対する軍事支援を増やすよう呼びかけた。
同氏は、ウクライナへの軍事支援が強力となればなるほど、ロシアの始めた対ウクライナ戦争がより早く終わる可能性があると指摘した。そして同氏は、プーチン露大統領は西側の覚悟が弱ることを期待しながら、ウクライナで時間稼ぎ戦略を実行していると発言した。
その際同氏は、「プーチンは私たちよりも長くやっていけると思っている。私たちは、彼は私たちより長くはやっていけないと彼に思わせねばならない。そして、その時、それが戦争終結のための条件を生み出すのだ」と発言した。
なお、NATO首脳会議は、ワシントンにて7月9〜11日に開催される。