ゼレンシキー宇大統領、戦闘機「Ｆ１６」の到着を公式発表

ウクライナのゼレンシキー大統領は４日、戦闘機「Ｆ１６」がウクライナの領空で利用され始めたことを正式に発表した。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、「今、ウクライナ空軍発展の新しい段階が生じている。私たちは、ウクライナ空軍が新しい航空スタンダード、西側戦闘機へと移行できるように、多くのことを行った。この戦争の始まりから、私たちはパートナー国との間で、ロシアのミサイル、ロシアの航空機からウクライナの空を閉じなければならないと話してきた。私たちは、私たちの航空戦力、防空、防衛戦力の強化のために、数百の会談と協議を行ってきた。私たちは、よく『それは無理だ』という回答を聞いた。しかし、私たちは、私たちの野心だったこと、私たちの防衛上のニーズだったことを可能にしたのであり、今それは私たちの空における現実となっている。『Ｆ１６』がウクライナに到来した」と発言した。

写真：ルスラン・カニュカ／ウクルインフォルム

また同氏は、ウクライナの「Ｆ１６」の扱いを学んだ航空機操縦士とパートナー国に謝意を伝えた。

その際同氏は、「真に効果的に『Ｆ１６』支援をしてくれたパートナー国、航空機供与の私たちの要請を受け入れた最初の国に感謝する。ありがとう、デンマーク、オランダ、米国、全ての私たちのパートナー国よ！　私たちは、あなた方のサポートに感謝している」と述べ、さらにこれら全ての行動がウクライナの戦勝を近付けると強調した。

動画：ゼレンシキー大統領（テレグラム）

なお、今回の式典の際に、戦闘機「Ｆ１６」の駐機されているものと飛行しているものが出席者と報道関係者に公開された。