ゼレンシキー宇大統領、外国軍のウクライナ派遣について「もしそれを提起したら、同盟国の半分は支援を止めるだろう」
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、もしウクライナが自国領へパートナー国の軍を派遣する問題を提起したら、半分の国はウクライナへの支援を止めるだろうと発言した。
ゼレンシキー大統領がキーウを訪れたコスタ欧州理事会議長との会談後共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは、自国領に軍を展開することは決して要請しない。私はもう、それを私たちが望んでいるかとの質問に何度も答えてきた。ええ、当然、ロシアの侵攻に対して、(編集注:そのような支援があれば)私たちは幸せになるだろう。なぜなら、彼(編集注:プーチン)は北朝鮮ともイランとも同盟だからだ。しかし、私たちは単独で戦っている。そう、パートナーの支援を得てだが、しかし、私たちは単独だ…。そして、私が本件を欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)との間で『お願いだ、私たちはあなた方の軍隊が必要だ』と提起したら…。もし私がその問題を提起したら、私たちの同盟国の半分はすぐに支援を止めるだろう。だから、私はそのリスクを負わないのだ」と発言した。
同時に同氏は、ウクライナはパートナーからのどのような支援にも反対することはないとも補足した。